2013年4月28日日曜日

村上春樹の本

昨日ようやく香椎イオンの本屋で春樹の本が店頭に並んでいた。1700円の本が1週間で100万部も売れたわけが知りたいが、買ってよむ気はない。 ダイジェスト紹介をみると、青春時代の悩みの問題だ。

〈大学二年生の七月から、翌年の一月にかけて、多崎たざきつくるはほとんど死ぬことだけを考えて生きていた〉―

 主人公は多崎つくる、36歳。名古屋で生まれ、東京の工科大学に通うために上京し、現在は電鉄会社に勤務している。

 つくるには高校時代、4人の親友がおり、グループのそれぞれが「完璧に調和している」と感じるほど親密な時間を過ごした。

 だが大学2年(二十歳)の夏、帰省したつくるは突如としてそのグループから排除される。思い当たる理由がまったくないつくるは、冒頭のように「死ぬことだけを考える」半年間を過ごし、なんとか立ち直る。

 16年前にいったい何があったのか。その理由を突きとめるため、つくるは「巡礼」の旅に出る。
巡礼、つまりかつての親友たちに会いにいく覚悟を決める。

かって「心の旅路」という映画があったが、そんな世界の物語のようだ。

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