筑前名所図会には香椎宮の記事のページに孔子廟の図がある。
香椎宮の境内にあるのではなく、貝原益軒が香椎宮や大宰府宮は廟であることを記述しているので、奥村玉蘭が廟の例として描いているらしい。
下関の赤間宮とよく似た構造であるが、佐賀県の多久にも孔子廟があるようだ。しかし筑前にはあまり見かけないので、玉蘭はどこを見て描いたのだろうか?
中矢さん経由で香椎宮に詳しい人に調べてもらったが不明であった。
玉蘭は肥前藩にはでかけていないので、お伊勢参りのときに下関の赤間宮に参拝した時の印象で描いたのであろう。
2013年2月11日月曜日
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