理研の笹井氏の会見は多くのテレビ局が報道した。
STAP細胞とよばれるものが存在するのか?という疑問に対して、STAP現象といえる有力な仮説が成り立つというような説明であった。
専門外のものにはさっぱり解からないが、万能細胞に近いものが、できる可能性が少しは残されているようだ。
厳しい評論家はSTAP現象ではなく、STAP幻想だと言っていた。当初言われたように簡単に万能細胞ができる可能性はなさそうだ。
しかし細胞の突然変異という言葉があるように細胞とはまだまだ不可思議な現象の多い世界だ。
あらためて最初から一貫した研究をやりなおしてもらいたい。
野口英雄だって間違った発表をしたことがある世界だ。
2016・5・14
今年3月10日、ドイツの名門大学、ハイデルベルク大学の研究グループがSTAP関連の論文を発表した。その情報の概要は次の通り。
<小保方氏が発見したSTAP現象を、がん細胞の一種であるJurkatT細胞を用いて再現実験を試みた。
同細胞に対しては、小保方氏がネイチャーで発表した細胞に酸性ストレスをかける方法ではうまくいかなかった。
ハイデルベルク大学の研究グループは、独自に修正した酸性ストレスをかける方法を試してみたところ、細胞が多能性(体のどんな細胞になれる能力)を示す反応を確認した。
それと同時に細胞が死んでしまう現象も確認された。
今後、何が細胞の運命を分けているのかを探っていきたい>
日本の一部の専門家は、小保方氏がSTAP細胞のレシピ(詳細な作製手順)を公表するサイト「STAP HOPE PAGE」を開設した際にも、「STAPを今さら研究する研究者は世界にどこにもいない」と批判していたが、それが完全な間違いであったことが証明された。
ネイチャーのSTAP論文が撤回された理由は、小保方氏が発見した「STAP現象」の否定ではなかった。
小保方氏の人権を蹂躙するかのようなマスコミがつくり上げた世論に同調し、常識を逸脱した禁じ手まで使って論文をなきものとして責任逃れをした理研や早稲田大学と比べ、真摯に生物学的現象を追究するハイデルベルク大学のニュートラルな姿勢は、科学に向き合う本来のあり方を教えてくれる。
ハイデルベルク大学が発表した今回の論文によって、STAP現象に対する世界的な関心が再び高まっていくかもしれない。
小保方氏の人権を蹂躙するかのようなマスコミがつくり上げた世論に同調し、常識を逸脱した禁じ手まで使って論文をなきものとして責任逃れをした理研や早稲田大学と比べ、真摯に生物学的現象を追究するハイデルベルク大学のニュートラルな姿勢は、科学に向き合う本来のあり方を教えてくれる。
ハイデルベルク大学が発表した今回の論文によって、STAP現象に対する世界的な関心が再び高まっていくかもしれない。
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